高校生向け！インターネットを使った新しい学習支援の形　社会人が高校生の学びをサポート　

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インターネットの通話アプリケーションを使った学習支援を高校生などに向けて提供するＮＰＯ法人「インターネット家庭教師集団ヘルベテ」（東京都あきる野市、以下ヘルベテ）は、生徒の募集を開始しました。

　高校生や大学受験を目指す人にインターネットを利用した学習支援活動を手掛ける、特定非営利活動法人インターネット家庭教師集団ヘルベテ（所在地：東京都あきる野市乙津、理事長：小澤直樹）は、受講生の募集を2018年９月３日（月）より開始します。

【背景】
　ヘルベテは、社会人らが集まって始まった高校生、大学受験生を対象とした教育支援活動です。2014年に任意団体として発足して以来、４年間で35名が受講、20名が大学に進学しました。
　活動の中で、不登校、貧困や家が遠いのが原因で塾に通えないなどの事情を持った生徒の問い合わせも多くありました。このほどＮＰＯ法人としてそれらの問題解決も視野に入れ、改めて活動をスタートしました。メンバーは普段は仕事をしているサラリーマンや医療関係者、学生など15人ほどで20代が中心です。

【製品・サービスの概要】
　当団体指定アプリ「チャットワーク」の通話機能を使った学習支援を、週に１教科週１回（50分）から受けることができます。ヘルベテでは社会人が週の決まった時間に高校生、大学受験生の勉強をサポートしています。
　ヘルベテでは「学習サポート」という授業形態を採っています。先生は生徒の進捗状況の確認や助言、一緒に参考書を読み進めるなどして理解の補助を行います。
生徒は先生と立てた目標と計画をもとに、参考書などの課題に取り組みます。「学習サポート」を通じて生徒が主体的に学習を進めるようになることを目的にしています。先生は生徒の理解を助けるとともに、学習の進捗を確認し、受験に向けて適切な進度かなどのフィードバックを行います。受講できる科目は現代文・古文・漢文・数学・英語・日本史・世界史・地理・政治経済・生物です。
　月謝は週１回１教科３０００円ほど。別途１教科につき入会費３０００円。４カ月ごとのお支払いを推奨しています。月謝は現金ではなくインターネットショッピングサイトの「ほしいものリスト」を利用して、物品で贈るのが特徴です。私たちはそれを「喜捨システム」と呼んでいます。生徒は教師に何を選ぶかを考える楽しみが生まれ、教師は何が送られて来るのかを期待しながら活動を楽しむことができます。
　対象は高校生、大学受験を目指す16歳以上の方。インターネット環境があればだれでも受講することができますが、「塾から遠い」、「塾に通うのが経済的に厳しい」などといった事情を持つ生徒を優先したいと思います。
【今後の展望】
　昨今、市民団体などによって各地域で無料塾や子ども食堂が多く設立されていますが、開催地近くの生徒しか通えないのが実情です。インターネットを活用することで、地域に関わらず、生徒を受け入れられるのが当団体の強みです。また、社会人にとっては自宅で手軽にでき、自身の経験や知識を生かせる社会貢献活動としてニーズがあるのではないかと考えています。活動を継続し広めることで、学校や塾とは違った形で生徒が学べる場を創っていければと思います。

電話：050-3479-6642
mail：skypehelvete@gmail.com