SDGsを探究し、自分ごととして行動する教材 『自分ごとからはじめよう SDGs探究ワークブック ~旅して学ぶ、サスティナブルな考え方~』 を2019年6月6日に発刊!
近年、東京オリンピックや大阪万博のテーマとしても取り上げられ、注目の集まっている「SDGs(持続可能な開発目標)」。徐々に、世の中でも認知が広まりつつあります。
その中で、すでに教育現場では小学生から大学生、社会人にいたるまで様々な段階でSDGsの教材活用が活発になっています。自分ごとに繋がるSDGsは、PBL学習や探究学習など学習者自身が主体的に学び、行動するアクティブラーニングの題材として期待されています。その背景には、AIやIoTにおける産業や社会構造の変化、また環境面ではこれまでの消費型社会からの脱却が求められ、子どもたちに21世紀型学力やESDなど、社会課題を乗り越え生きる力を育ませる必要性が高まっていることがあります。
そこで、noa出版(株式会社 ワークアカデミー 大阪北区)は、子どもたちにこれからの社会を生き、また担っていく力を培ってもらえるよう、『自分ごとからはじめよう SDGs探究ワークブック ~旅して学ぶ、サスティナブルな考え方~』を、2019年6月6日に発刊いたします。学校を始めとする各種教育機関や、さまざまな教育の場面でご活用下さい。
●書籍概要
タイトル:
『自分ごとからはじめよう SDGs探究ワークブック~旅して学ぶ、サスティナブルな考え方~』
著者:
保本 正芳(近畿大学総合社会学部 所属 博士(工学))
中西 將之(株式会社ツナグラボ 代表取締役)
池田 靖章(香里ヌヴェール学院中学校・高等学校 校長)
発行年:2019年6月6日(第1版第1刷)
編集/発行/販売:noa出版(株式会社 ワークアカデミー)
定価:1,500円(税別)
----------------------------------- 目 次 ---------------------------------
はじめに
第1部 地球の発展と「持続可能な」社会とは
①SDGs 誕生の経緯
②17 の目標と数字
③17 の目標に込められた想い
第2部 SDGs の旅
①ワークブックの学び方
②アジア編
③アフリカ編
④中東・EU 編
⑤北中南米編
⑥自分コラム:ワタシの目に映った「〇〇」
第3部 SDGs を自分ごとに
①SDGs の旅を終えて
②私たちの日本
付録
①SDGs17 の目標紹介
②参考資料
おわりに
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●出版の背景
教育現場での活用が始まったSDGsですが、現状それらについて学ぶ書籍・教材の多くは、SDGsの解説書が主流です。そのような中、当時高校で社会科教員として自ら教壇に立ち、生徒たちを国際的なプロジェクトに参加させるなどの教育実践に取り組んでいた、池田 靖章先生(香里ヌヴェール学院中学校・高等学校 校長)は、2020年の学習指導要領の改訂を控え、子どもたちにはより主体的で、科目横断的な応用力を身に付けさせたいと考えていました。そのためにSDGsを通じて世界を知り、自ら行動していく学習経験を実現する教材が必要と考え、本書の執筆を思い立ちました。そして、そのような池田先生の呼びかけに応えた保本 正芳先生(近畿大学総合社会学部 講師)、中西 將之先生(株式会社ツナグラボ 代表取締役)の3名によってSDGsを自分ごととして実践的に学び、行動するワークブックとして、本書が執筆されました。
●本書の特徴
本書は、タイトルにもありますようにワークブック形式の教材です。
世界各国の中から12か国を取り上げ、それぞれの国をめぐる「旅」をしながらSDGsの考え方や本質を学び、自分ごととしてとらえていくという構成になっております。各国の歴史や文化、経済、政治などについて調べ、課題に気づき、グループワーク等を通じて他者の意見も取り入れながら、子どもたち自身が自らの思いや考え、とるべき行動を書き記していきます。それぞれの国については、執筆者の先生方がみたその国の姿を記したコラムも掲載しており、新しい気づきやより深い学びが生まれるように工夫されています。
また、「旅」を終えた後は、私たちの住む「日本」にも視点をむけ、地域や学校・家庭といった自分たち自身の生活にあるSDGsを発見し、主体的に取り組むアクションを考えます。世界の国々の課題を通じて養った視点を、自分たちの生活にむけることで、SDGsそのものを自分ごととして捉え、行動することができるようになります。子どもたちが学習を終えたとき、ワークブックがSDGsのみならず世界や社会の在り方、自分自身の生き方について、自らの言葉でまとめたポートフォリオとなっていることでしょう。
●2019年6月29日に出版記念イベントを開催
noa出版では、本書の出版を記念いたしまして、来たる2019年6月29日に筆者の方々をお招きし、教育関係者の方々向けのパネルトーク&授業体験会を開催いたします。当日は著者の先生方に執筆に対する想いや、具体的な授業での活用イメージなどをお話いただくとともに、参加者の皆様を交えて、実際にワークブックを用いた授業体験会を行います。
また、イベント終了後に著者を交えた交流会も予定しております。
【イベント概要】
日時|2019年6月29日(土)16:00~18:00(交流会は18:30から開始予定)
費用|無料 (交流会参加の場合は、別途参加費3,500円を頂戴します。)
対象|中学、高校、大学教員、塾等教育関係者、企業関係者
定員|会場参加70名 オンライン参加30名 (いずれも先着順)
会場|UMEDAI大阪・梅田会議室 Room-5
申込|イベントページ(http://ur0.biz/5yVP)にて受付け
※オンライン参加も可能です。お申込み時にご希望の参加方法をご指定下さい。
●著者プロフィール
保本 正芳(やすもと まさよし)
近畿大学総合社会学部 講師
1974年大阪府生まれ。近畿大学大学院工学研究科博士後期課程修了(博士(工学))。地上及び衛星データを活用した大気環境分析に関する研究などに従事。2002年『日本リモートセンシング学会論文奨励賞』受賞、日本リモートセンシング学会、日本エアロゾル学会、国際ICT利用研究学会などに所属。
中西 將之(なかにし まさゆき)
株式会社ツナグラボ代表取締役
1977年京都府生まれ。同志社大学経済学部卒業。人材会社でのキャリアコンサルタント、食品製造加工販売会社、広告代理店企画職勤務を経て、2014年から現職。キャリアデザイン講師、情報モラル講師、京都教育懇話会企画運営委員に加え、2018年より「2030SDGs」公認ファシリテーター、「SDGs de 地方創生」公認ファシリテーターとしても活動中。
池田 靖章(いけだ やすあき)
香里ヌヴェール学院中学校・高等学校校長
1984年大阪府生まれ。京都教育大学大学院教育学研究科修了(修士(教育学))。私学教員10年間で社会科教育学、学級経営学、コーチング、カウンセリングなどの研究をベースに教育実践を行う。また教員育成として、関西21世紀社会科の会やNPO法人学美舎を運営。その後、管理職を経ないで校長職に就任。現場主義をモットーに学校改革を行う。著書に『「総合的な探究」実践ワークブック』などがある。
●株式会社ワークアカデミー、およびnoa出版について
弊社は創業以来35年にわたり、教育機関や企業の人材育成のサポート(講師派遣、教材開発、講座運営)を行ってまいりました。現在では関西の大学を中心に約60校の大学で授業運営を受託しています。また、出版ブランドであるnoa出版(ノア出版)は、情報教育やキャリア教育テキストを中心に全国で約500校の教育機関でご採用いただいております。
noa出版(株式会社ワークアカデミー) ※営業時間 9:30~18:30
TEL: 06-6311-9200(直通) FAX:06-6311-9393 e-mail:info@noa-prolab.co.jp
担当:開発部 原田・研・石徳
- 業種
- 教育
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- イベント
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