メディアキャスト、北海道放送へデータ放送用CMSを納入
JNN系列の最新テンプレートに対応し、ワンソース・マルチユース環境を実現
株式会社メディアキャスト(本社:東京都品川区、代表取締役 杉本孝浩)は、北海道放送株式会社(本社:札幌市、代表取締役社長 勝田直樹、略称:HBC)へ、データ放送用CMS(コンテンツ管理システム)『DataCaster Contribute(データキャスター コントリビュート)』を納入し、本格稼働開始したことを発表します。
『DataCaster Contribute』は、ARIB変換を含むデータ放送に必要な様々な機能を搭載したCMSです。自動的に情報を収集して送出設備へ送り出す「自動更新機能」、Webブラウザなどから簡単な操作で情報入力可能な「手動更新機能」などにより、特別な技術習得を必要とせず誰でも簡単に運用することが可能で、人手をかけずに自動運用することができます。
『DataCaster Contribute』は、国内稼働中のデータ放送送出システムとしては最多の稼働実績を誇る統合型データ放送ソリューション「DataCaster M3」の運用装置としても搭載されており、データ放送用CMSとしても国内100台以上の圧倒的な稼働実績があります。
JNN系列のHBCでは、2003年の地デジ開始時に自社開発したCMSでデータ放送を運用してきましたが、15年以上を経てメンテナンス負荷が高くなっており、また、ハイブリッドキャストをはじめとするネット連携サービスなど新技術への追従と共に、将来の新サービスや新事業展開を見据えて、今年7月、JNN系列が「データ放送新テンプレート2019(TP2019)」に切換えるタイミングに合わせて、新しいCMS導入を検討してきました。そして、今回、多数の導入ユーザーからのニーズを集約して充実した機能が搭載されている『DataCaster Contribute』の導入に至りました。
HBCは、JNN系列の「データ放送新テンプレート2019(TP2019)」の運用はもちろんのこと、『DataCaster Contribute』の多彩な入力フォームの設定や、容易な公開開始/終了のスケジュール設定、複数配信先への設定などの最新機能をフルに活用して、運用面での効率化と共に独自のコンテンツやサービスを展開していく予定です。
また、HBCは近々、データ放送だけでなくWebを含むクロスメディアに対応していく予定もあり、『DataCaster Contribute』により、情報ソースの「ワンソース・マルチユース」環境を実現する計画です。
こうした地方局の新しい取り組みを支援するべく、メディアキャストは、『DataCaster Contribute』を、当社のクラウドサービス「視聴者投票システム」と連携させることも検討しており、データ放送にWebやスマホアプリを絡めた視聴者参加型番組が容易に運用可能な環境を整備していく予定です。
※視聴者投票システムの詳細は以下をご参照ください。
https://www.mcast.co.jp/provides/application-summary/
※「JNN系列新テンプレート (TP2019)」については以下をご参照ください。(TBSテレビのサイト)
https://www.tbs.co.jp/tbsdata/program/renewal.html
http://www.tbs.co.jp/company/news/pdf/201907011000.pdf
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■ 株式会社メディアキャストについて
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株式会社メディアキャストは、デジタルデータ放送やハイブリッドキャスト分野に特化したソフトウェア開発・販売、受託開発を行う業界唯一のデータ放送専門会社です。BML(Broadcast Markup Language)技術を始め、コンテンツ制作技術や運用システムなど、デジタルデータ放送に求められる専門分野で多くの経験と実績を有し、メディアキャストのデータ放送製品群は、NHK(日本放送協会)、民放各局、地方局、CATV局、ならびにコンテンツ制作会社などで多数採用され、デジタルデータ放送業界のデファクトスタンダード製品として位置付けられています。
株式会社メディアキャスト
担当:杉本
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